KATEのバンコクガイド管理人ブログ

当ブログでは、個人旅行でタイ・バンコク観光を数倍楽しむ為に、観光地・交通機関・ホテル等の情報やタイのニュースをご紹介しています。

タイ内閣がバンコクの「深刻な非常事態宣言」を承認、2020年11月13日まで

タイ内閣は、2020年10月16日の臨時閣議において、10月15日から11月13日までのバンコクにおける「深刻な非常事態宣言」を承認しました。プラユット首相は、大規模な反政府デモに対応するため、2020年10月15日午前4時からの非常事態宣言を発表していました。

事態が早期に緩和されれば、1ヶ月の期間前に非常事態宣言は取り消される可能性もあります。

政府報道官は、デモのリーダーたちが王室の車両の妨害、王室への誹謗中傷、紛争扇動、公共の集会関連法違反を行ったとし、タイ国民の対立を防ぐためには政府が「深刻な非常事態宣言」を発出し、関連する命令を出す必要があると述べました。

なお10月16日には、デモ隊が命令に違反したとして、警察がデモタイの強制排除を実施しました。(参照 バンコクの反政府デモ隊を放水で強制排除、8大学の学生代表が共同で非難声明)

以下は、在タイ日本国大使館において作成した「深刻な非常事態宣言」についての日本語仮訳です。

第1項 5名以上、ないし、治安の不安定化を誘発するような集会もしくは会合の実施を禁ずる。

第2項 虚偽もしくは人々を恐れさせる、ないしは事実を意図的に曲げて誤解を招くような情報の、書籍、印刷物、電子媒体といった各種方法での流布を禁ずる。

第3項 本件非常事態宣言の責任者(プラウィット副首相)が定める、道路、車輌ないし交通機関といった方法での移動を禁ずる。

第4項 本件非常事態宣言の責任者(同副首相)が定める、施設ないし場所への進入または使用を禁ずる。

第5項 本件非常事態宣言の責任者(同副首相)は必要に応じ、上記第1項から第4項までの適用に関する条件ないし時間帯を定める。

タイランドニュース 2020年10月17日)

 

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大規模反政府デモ 王室の車列を妨害した活動家2人に逮捕状

10月14日に反政府勢力が大規模な反政府デモを行った際、ピサヌローク通りで午後5時半ごろ、王妃陛下の乗車された車両がデモ隊に囲まれるという場面があった問題で、刑事裁判所は15日、陛下の自由を侵害しようとしたとして政治活動家2人の逮捕状を発付した。

刑法110条によれば、容疑者2人は有罪となった場合、禁錮16年から無期禁錮が言い渡されることになる。これは刑法112条に規定された不敬罪の罰則より重いものとなっている。逮捕状はドゥシット警察署が裁判所に請求した。
バンコク週報 2020年10月16日)

 

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バンコクに非常事態宣言、デモ隊強制排除 5人以上の集会禁止、検閲強化

タイのプラユット首相兼国防相(元タイ陸軍司令官)は15日午前4時付で、「過激」行為に対処するためバンコク都に非常事態宣言を発令し、バンコクのタイ首相府前で座り込みを行っていた民主派の反政府デモ隊数百人を機動隊で排除、デモの指導者数人を逮捕した。

非常事態宣言の発令にともない、バンコクでは5人以上の集会や、「国民を恐れさせる」「誤解させる」情報、ニュースの伝達、放送を禁止する。

バンコクでは14日、プラユット首相の退陣、民主的な新憲法の起草、王室改革などを求めて数万人が反政府デモを行い、一部が首相府前で座り込みを始めていた。

この日のデモでは、首相府前で、スティダー王妃、ワチラロンコン国王の息子のティーパンコンラサミーチョート王子らが乗った車列がデモ現場を通過し、デモ隊と警備隊が一触即発になる場面があった。また、プラユット首相は15日、訪タイする中国の王毅外相との会談を予定しており、こうしたことが非常事態宣言発令につながったもよう。

非常事態宣言の発令を発表したアヌチャー政府首席報道官は、車列を妨害して王室を侮辱したとデモ隊を非難。プラユット首相が「デモに参加した若者、学生のことを心配している」として、両親、保護者に対し、「子どもを帰宅させる」よう呼びかけた。
(newsclip.be 2020年10月15日 09時49分)

 

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バンコクのオフィス賃料と稼働率、2020年はパンデミックの影響で下落の予測

バンコクのオフィス賃料と稼働率は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年は10年ぶりに下落すると不動産コンサルタント会社コリアーズが予測しました。バンコクポストが伝えています。

2020年は新型コロナウイルス対策のロックダウン後、バンコクのオフィスの賃料と稼働率の低下が持続。反政府運動を武力で鎮圧した政情不安の2010年以来、はじめての下落となります。なお2011年から2019年までは、年間3~5%の上昇を続けていたとのことです。

第3四半期全体の稼働率は、第2四半期から0.2ポイント低下して、94.5%となりました。コリアーズは、2020年末の稼働率は94.2%と予測しており、この傾向は今後も続くと予測しています。

第3四半期のオフィス賃料は、0.23%低下し、1平方メートル当たり月平均743バーツとなりました。ビジネスの中心地区では、0.35%減の1,114バーツから1,100バーツとなりました。家主がテナントを助けるために賃料を下げた、または既存のテナントを維持するために賃料を下げているところもあるようです。
タイランドニュース 2020年10月14日)

 

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タイ保健省が新タイプの検疫を提案、14日間の検疫期間中に指定されたエリアを旅行可能に

タイ保健省は、短期間の訪問者がタイ到着後の14日間、ホテルに閉じこもるのではなく指定された地域を旅行できるようにする、新しいタイプの検疫を提案しました。

この提案された新しい検疫では、外国人旅行者は受け入れる自治体が設定した旅行ルートから外れてはなりません。

また最も重要なのは、受け入れる外国人旅行者は、3ヶ月間感染がなかった国からのみ。また出発72時間前に新型コロナ陰性と判定される必要があり、出発前の14日間は、自宅検疫をしなければなりません。さらに旅行の予約は旅行代理店を通す必要があります。

受け入れる自治体は、外国人旅行者が訪れるルート、たとえばマッサージやレストランなどは、地元住民が利用しないようにしなければなりません。さらに新型コロナ患者の治療ができる病院が必要です。

現在新しい検疫の提供に関心を示しているのはチョンブリ、ブリラム、ラヨーン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、スラタニなどの観光地とのこと。
タイランドニュース 2020年10月13日)

 

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10月14日(水)14時~は民主記念塔前で反政府集会~無期限で寝泊まりとの情報も

在タイ日本国大使館によると、バンコク・民主記念塔前で、タイ人民党主催の反政府集会が行われます。


バンコクにおける政治集会(10月14日(水))

・インターネット上の情報によれば、10月14日、以下の時間・場所において、反政府グループ(人民党)等による政治集会が行われる見込みです。
・不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺にはできる限り近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。
・集会場所周辺では、交通渋滞や交通規制等も予想され、また政治集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので御注意ください。

1 日時:10月14日(水)14時頃から(主催:人民党)
場所:バンコクのラチャダムヌン通り(Ratchadamnoen Avenue)にある民主記念塔前
※同時刻頃、「王党派」は国王車列歓迎のため、エメラルド寺院(ワット・プラケオ)前において集合を呼びかけております。

2 日時:10月14日(水)17時頃から(主催:人民党)
場所:民主記念塔前からタイ政府首相府前まで デモ行進
※以降無期限で、同所に集会参加者が寝泊まりするとの情報もあります。

つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂くなど、最新の関連情報の入手に努めるとともに、可能な限り現場周辺には近づかず、安全確保には十分注意を払って下さい。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

タイランドニュース 2020年10月12日)

 

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新型コロナ拡大後最初の外国人観光客タイ入国は10月26日!120人が中国・広州からのプーケットへ

最長で270日間タイに滞在することが出来る「特別観光ビザ(SPECIAL TOURIST VISA:STV)」を取得した中国人120人が、南部のビーチリゾート・プーケットに2020年10月26日に到着します。観光・スポーツ省ピパット・ラチャキットプラカーン大臣が明らかにしました。新型コロナウイルスによるロックダウン後、初めての外国人観光客受け入れとなります。

当初「特別観光ビザ」を取得した中国人観光客150人が10月8日に到着予定でしたが、受け入れのプロセスに遅れがあるとして直前になって延期に。受け入れは、10月17日(土)から10月25日(日)まで開催されるベジタリアンフェスティバル後になると伝えられていましたが、10月26日の到着に決定したようです。

「特別観光ビザ」で入国した外国人観光客は、ASQ:Alternative State Quarantine認定を受けたホテルで14日間隔離されます。「特別観光ビザ」の外国人観光客に感染者がいないことが証明されれば、第2段階では7日間の検閲後に、ホテル内の客室以外の場所を歩くことができるようになります。しかし、感染者が発見された場合は第2段階に進めず、外国人旅行者が自由に旅行できる第3段階にも進めないとのことです。
タイランドニュース 2020年10月11日)

 

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