KATEのバンコクガイド管理人ブログ

当ブログでは、個人旅行でタイ・バンコク観光を数倍楽しむ為に、観光地・交通機関・ホテル等の情報やタイのニュースをご紹介しています。

商業施設内の営業規制強化など「バンコク都告示第37号」の発出

新型コロナウイルスの感染拡大を受けてバンコク都は2021年7月19日、さらなる規制強化となる「バンコク都告示第37号」を発出しました。7月20日より適用となります。

以下に、在タイ日本国大使館からの情報を転載します。

バンコク都告示第37号の発出

・7月19日、バンコク都は、政府による防疫措置の強化(CCSA決定事項第28号)に伴い、都内における防疫措置の強化等を柱とする「バンコク都告示第37号」を発出しました。
・本告示は、7月20日から適用されます。
・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。

バンコク都告示第32号、第33号、第34号、第35号および第36号において指示した活動および施設の閉鎖を継続する。
CCSA決定事項第28号第2項から第6項に定められた活動および施設の規制を実施する。
・飲食店の営業時間を午後8時までとする。但し、店舗内での消費を禁じ、持ち帰りのみとする。
・百貨店、ショッピングセンター、コミュニティモール、同種形態の営業時間を午後8時までとし、施設内のスーパーマーケット、衛生用品や医薬品といった分野の店舗のみ営業を認める。官民を問わず、ワクチン接種や医療行為のための部分は営業を認める。
・ホテルの営業は通常どおり認めるが、会議や宴会の実施は禁ずる。
コンビニエンスストアや市場の営業時間を、午後8時までとする。従来から夜間営業を行っているコンビニエンスストアに関しては、午後8時から翌朝午前4時の間は閉鎖せしめる。
・学校、教育・研修機関および類似の機関は、過去に発令した条件(注:原則遠隔授業等)を継続して適用する。
・病院、クリニック、薬局、工場、証券、金融、銀行、ATM、情報通信機器、郵便・配送、ペットフード、衛生用品や医薬品、建築資材、DIY用品、ガス・揮発燃料、給油所、定期市場(食料品および生活用品に限る)、託児所(病院内および従来から宿泊が認められた施設に限る)、高齢者介護施設(従来から宿泊が認められた施設に限る)、保険、事故処理支援、自動車修理工場、バッテリー販売、インフラ修理工、上下水処理、揮発燃料運搬、廃棄物回収、フード・デリバリー、といった業種については、必要に応じて営業を認めるが、当局が定める防疫措置を厳格に実施するものとする。
・本件に違反する者に対しては、感染症法に基づき、1年以下の禁錮ないし10万バーツ以下の罰金、もしくはその何れについても科される場合があり、また非常事態令に基づき、2年以下の禁錮ないし4万バーツ以下の罰金、もしくはその何れについても科される場合がある。
・本件告示は、7月20日以降、別途の指示のない限り、8月2日まで適用する。

タイランドニュース 2021年7月20日

 

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タイ保健当局 コロナワクチンの1カ月1000万回接種に自信

保健省疾病対策局のオパート局長はこのほど、十分な量のアストラゼネカとシノバックのワクチンの供給を受けることになっており、バンコク首都圏を対象に1月に1000万回分のワクチンを接種することは可能と説明した。

タイではこれまで中国シノバック製とアストラゼネカ製のワクチンが接種されてきたが、同局長は、政府が評判のよい他のメーカーのワクチンの入手を模索しており、先にファイザー製ワクチンを発注したと明らかにした。

シノバックのワクチンに関しては、「インド由来のデルタ株にはあまり効かない」といった批判的意見が少なくないものの、同局長によれば、重症化を抑制することは証明されており、タイ政府もこれを認めているという。

バンコク週報 2021年7月19日)

 

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「最高度厳格管理地域」にチョンブリ・アユタヤ・チャチューンサオ追加、7月20日から有効

連日、確認される新型コロナウイルス陽性者の数が1万人、死亡者の数が100人を超えているタイ。タイCOVID-19状況管理センター(CCSA)は2021年7月18日、感染拡大を抑えるため最高度厳格管理地域「ダークレッドゾーン」を、これまでの10都県にチョンブリ・アユタヤ・.チャチューンサオを追加し、13都県に拡大すると発表しました。既に政府官報に記載され、7月20日より有効になります。

最高度厳格管理地域「ダークレッドゾーン」は以下の13都県です。

・チョンブリ県
・アユタヤ県
・チャチューンサオ県
バンコク
・ノンタブリ県
・サムットプラカーン
・パトゥムタニ県
・ナコンパトム県
・サムットサコン県
・ナラティワート県
・パッタニー県
・ヤラー県
・ソンクラー県

「ダークレッドゾーン」では、午後9時から午前4時までの夜間外出禁止など、さまざまな移動制限が課されます。

タイランドニュース 2021年7月18日)

 

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タイ首相「感染拡大収まらず、さらなる移動制限を準備」

プラユット・ジャンオーチャー首相は2021年7月16日、自身のFacebookページで、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないため、さらなる移動制限が必要であると述べました。現在バンコクを始めとした「ダークレッドゾーン」では、午後9時からの午前4時までの外出禁止などの移動制限が実施されています。

プラユット首相は、7月12日から「ダークレッドゾーン」で実施された厳格な移動宣言の中でも新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないため、COVID-19状況管理センター<CCSA>および関連機関、医師、専門家との会議の結果、さらなる移動制限措置が必要であることを確認したと明らかにしました。保健省と疾病管理局の専門家によって、現在の措置が「十分ではない」とみなされたとのこと。

更にプラユット首相は、7月16日に行われた会議では(首相は自宅検疫中でリモートで参加)、移動制限を可能な限り増やし、必要に応じて様々な場所を閉鎖し、在宅勤務のためのルールを発行するなどの対応が話し合われたと続けています。

7月16日のCOVID-19状況管理センター<CCSA>の発表によると、タイで新たに1日で確認された陽性者は9,692人で、過去最多を更新。2021年4月からの第3波拡大以降、353,044人が陽性、3,005人が死亡となっています。

タイランドニュース 2021年7月17日)

 

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新型コロナワクチン接種の外国人旅行者、検疫隔離なしで受け入れ タイ・サムイ島

新型コロナウイルスワクチンの接種を済ませた外国人旅行者を、入国時のホテルなどでの検疫隔離なしで受け入れるプログラム「サムイ・プラス」が15日、タイ南部スラタニ県のサムイ島、パンガン島、タオ島で始まった。

タイ観光庁(TAT)は「サムイ・プラス」による来訪者を今後1カ月で1000人と見込む。

新型コロナワクチンの接種が完了した外国人の受け入れプログラムは今月1日に始動したタイ南部プーケット県の「プーケットサンドボックス」に続く第2弾。

タイ政府は入国・帰国時にホテルなどでの14日間の検疫隔離を義務付けているが、基幹産業であるインバウンド観光の復活を目指し、新型コロナワクチンの接種が完了した外国人旅行者を検疫隔離なしで受け入れるプログラムを地域限定で導入した。

対象は日本、米国、中国、韓国、台湾、フランス、ドイツ、英国など69カ国・地域からの渡航者で、ワクチン接種、PCR検査陰性、新型コロナの治療費10万ドル以上をカバーする保険加入などが条件。

タイ政府は今後、9月1日に南部クラビ県(ピーピー島など)、パンガー県(カオラックなど)、北部チェンマイ県(チェンマイ市など)、東部チョンブリ県(パタヤ市など)、東北部ブリラム県(ブリラム市など)、10月1日にバンコクなどで同様の外国人受け入れプログラムを始動する計画だ。

ただ、タイ国内の新型コロナ感染者は7月9日以降、1日8000~9000人と高止まりし、15日時点で入院患者は10万人を超える。総人口7000万人に対し、ワクチンの接種回数は14日までで累計1350万回にとどまる。

(newsclip.be 2021年7月15日 23時55分)

 

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バンコクでのワクチン接種を加速 100万回分を追加調達

新型コロナウイルス感染症対策センターは7月14日、バンコクで新型コロナの感染拡大が続いていることから、バンコクでの接種用にワクチンをさらに100万回分調達する計画を明らかにした。同センターはバンコクにおけるワクチン接種率を70%に引き上げることを目指しているが、ワクチン接種が2月28日に開始されたものの、今のところ接種率は43.6%にとどまっている。

バンコク週報 2021年7月15日)

 

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保健省 抗原検査キットの店頭販売を承認 規則上はネット販売不可

保健省が新型コロナの抗原検査キットの店頭販売を承認したことが7月13日の官報で発表された。この検査はウイルスを特徴づけるタンパク質(抗原)を調べるもので、ウイルスを特徴づける遺伝子配列を調べるPCR検査とは異なり、短時間で結果が判明する。

ただ同省食品医薬品局(FDA)のパイサン事務局長によれば、店頭販売が許可されたものの、当局の認可を受けた医療機関や医薬品店に限って販売が認められており、インターネット販売はできないという。

また、タイでは24社が抗原検査キットを販売するためにFDAの承認を受けているが、そのうち約7社が購入者自身が検査を行うことができるよう検査キットを改めるとしている。

なお、現実にはネット上ですでに抗原検査キット販売が行われており、そのほとんどは中国、韓国、インドネシアなどから輸入されたもので価格は1個200~700バーツとなっている。

バンコク週報 2021年7月14日)

 

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