世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、発生源となった中国政府は自国民に対して団体での海外旅行を禁止。そのためバンコクをはじめタイ各地では中国人観光客が消え、観光地や商業施設など中国人観光客が多く訪れていた場所はどこもガラガラになってしまいました。
バンコクのショッピング施設・MBKセンターも大きな影響を受けた場所の一つ。2020年2月24日には、売上激減に苦しむMBKセンターに出店している小売店がMBKセンター前で集会を行っています。
各報道では集会での小売店の声を伝えており、MBKセンターでの小売店の家賃は1店舗あたり月6万から9万バーツ。集客、売り上げの激減により、このままでは家賃が支払えなくなり、撤退しなければならない状況になるとのこと。また近く契約更新の時期であり、前払いで多額の金額を支払う必要があるため、さらに苦しいのが現実とのことです。
小売店は、MBKセンターに対して店を続けるために、状況が改善されるまで家賃の減額か免除を望んでいます。それに対してMBKセンターは、近く小売店支援の対策を発表すると明らかにしています。
(タイランドニュース 2020年2月26日)