サクサヤム運輸相が3月9日に明らかにしたところによれば、タイ民間航空機構(CAAT)が新型コロナ対策の一環として一部の国と地域を対象にタイに乗り入れる航空機の乗客は搭乗時に医療証明書の提示が必要と発表した。対象国は韓国、中国、イタリア、イラン、マカオ、香港の6カ国・地域。
この措置は2015年制定の感染症法に基づいたもので、これらの国・地域からのフライトでタイを訪れた旅行者はタイの空港で医療証明書およびと必要事項を記入したT8フォームを提示・提出する必要があり、ニセの証明書を提示した場合は処罰されることになる。
(バンコク週報 2020年3月10日)