タイ南部のビーチリゾート・プーケットで最も賑わうエリアはパトン。日本からの観光客も多くがパトンビーチを訪れ、バングラ通りでナイトライフを楽しんだと思います。しかしそのパトンビーチとバングラ通りが新型コロナウイルス感染の震源地としてシャットダウンです。
プーケット県知事は2020年4月4日にパトン地区の閉鎖(シャットダウン)命令を発出し、4月5日より有効となりました。これでパトン地区へ続く主要道路には警察による検問所が設置され、医療関係や必要物資等を運ぶ車両以外は通行禁止になりました。
各報道によると、プーケットで確認された新型コロナウイルスの感染者は4月4日現在で109人ですが、半数以上がパトン地区とバングラ通りのナイトスポットに関連したもの。現在もパトン地区の多くの人が感染の脅威に晒されているとして、パトン地区の自治体は、パトンの全ての場所を消毒するとしています。
なお通行禁止の命令に違反した場合は、1年以下の懲役か10万バーツ以下の罰金、またはその双方が科されます。
(タイランドニュース 2020年4月5日)