新型コロナウイルス感染症対策本部のタウィシン広報担当は、4月3日に外出禁止令が発令されたことで新規の感染者が減少傾向を示しているものの、近隣諸国ではまだ感染者が増加に歯止めがかかっておらず、現時点で油断することはできないとの認識を示した。
タイにおける4月13日に感染確認は33人で、ピークである3月22日の188人の5分の1以下となっている。だが、タウィシン氏は、「近隣のASEAN加盟国はいまだに感染者増加の勢いが衰えておらず、タイとしてはまだガードを下げるわけにはいかない」としている。
(バンコク週報 2020年4月13日)