タイ東部のビーチリゾート・パタヤのロックダウンも終わりを告げようとしています。
タイ語メディア・クルンテープトゥラキットは2020年5月1日、パタヤ市が新型コロナウイルス感染拡大抑制のために行っている封鎖を5月4日で終了し、5月5日から封鎖解除する決定をしたと報じました。前日4月30日にはパタヤ市長が、同様の意向を明らかにしていました。
チョンブリ県で最も新型コロナウイルス感染者が多かったパタヤ市は、4月9日より30日までの予定で市内に続く道路を閉鎖して封鎖。基本的にパタヤ市への出入りを禁じました。その結果2週間以上新規の感染者は確認されておらず、収束に向かったとして封鎖解除になるようです。5月5日以降はパタヤ市の出入りが自由になる見込みです。
封鎖解除により新たに新型コロナウイルス感染が発生する可能性も当然ありますが、パタヤ市は予防策を準備しているとのことです。
なおタイ全土では5月1日に新規に確認された感染者数は6人となりました。これまでに感染した2,719人は既に回復しており、54人が死亡。現在治療中の患者は187人となっています。
(タイランドニュース 2020年5月1日)