新型コロナの新規感染者数減少を受けアルコール飲料販売禁止が解除された5月3日、またいつ販売が禁止なるかわからないと考えた大勢の市民がタイ国内各地の商店に詰めかけた。
一方、アルコール飲料の販売禁止を続いている県も少なくなく、5月3日時点ではナコンパノム県とラヨン県は5月15日、チャンタブリ県・パトゥムタニ県・ペチャブリ県・ピサヌローク県・サケオ県・ソンクラ県は5月末から解禁される予定であり、ブリラム県とラムパン県にいたっては県知事がいつ解除するかをまだ明らかにしていない。
なお、タイ国家安全保障会議のソムサク事務局長は市民がアルコール飲料売り場に殺到している状況を憂慮。このような状況が続く場合には再度、アルコール飲料の販売を禁止する可能性に言及した。
(バンコク週報 2020年5月4日)