タイ政府は、新型コロナウイルス感染拡大でタイ国内に足止めされた外国人のために、全てのビザ保持者(あるいはノービザ滞在者)に対して、自動的に2020年7月31日までの滞在許可を与えています。(3月25日以前にオーバーステイとなった人は除く)。またタイ在住者に対しても、90日レポートの提出を免除しています。
先日は外務省のスポークスパーソンより、8月1日以降も足止め外国人に滞在許可を与えるかを検討している動きがあると伝えられました。しかし入国管理局のスポークスパーソンは7月10日、「滞在期限の更なる自動延長はないだろう」と語りました。英字メディアKhaosod Englishが伝えています。
さらにスポークスパーソンによると、8月1日以降も滞在を継続をしたい本来の滞在期限が切れている外国人は、7月13日からインパクト・ムアントンタニの展示ホールに一時的に設置される入国管理局の窓口で、ビザ延長手続きをしなければならないとのこと。また90日レポートも報告義務が復活します。
続けてスポークスパーソンは、ビザの延長が出来ない、あるいは帰国するフライトがない外国人は、自国の大使館で滞在期限延長を求めるレターを取得して提出する必要がでてくる可能性もあるとのこと。大使館がレターを発行しない場合、タイを出国する必要がでてくるようです。
まだ確定ではないですが、お早めの手続きをお勧めいたします。
(タイランドニュース 2020年7月11日)
