海外からタイに到着した外国人2人が、新型コロナウイルスに感染していたことが判明。彼らが外交官の家族と軍用機の乗組員という指定施設での14日間の隔離検疫を免除される立場だったため、街を出歩いていたことで大騒動です。(感染が判明したのは後だったため、入国時の入院はありませんでした)
感染が判明したエジプト軍用機乗組員のエジプト人男性が、滞在していたラヨーン県で外出し、大型ショッピングセンターのセントラルプラザ・ラヨーンを訪れていたことが明らかになったことで、セントラルプラザ・ラヨーンは全館を消毒する決定を行いました。
セントラルプラザ・ラヨーンは2020年7月14日は午後8時に閉店、15日は一日閉店し全館の大掃除と消毒“Big Cleaning ”を実施。16日には通常どおり開店予定です。
さらにラヨーン県では学校127校も一時閉鎖、ホテルは9割がキャンセルとなり、たった一人の感染者が出歩いたために深刻な経済的損害をもたらしています。
(タイランドニュース 2020年7月15日)