14日間の隔離検疫を受け、最低30日滞在することなどを条件に発給が決まった、90日間滞在可能な「特別観光ビザ(Special Tourist Visa:STV )」。3回の延長で最長270日も滞在できることから、ヨーロッパを中心に注目を集めているようです。
各報道によるとタイ国政府観光庁(TAT)のユタサック・スパソーン総裁は、内閣が「特別観光ビザ」を承認した後、ヨーロッパのTAT事務所には、問い合わせが相次いだと明らかにしました。
たとえばロンドン事務所では、「特別観光ビザ」を内閣が承認したとのニュースが伝えられてから、1日で31件の問い合わせがあったと報告されたとのこと。なお2020年9月19日の報道では、2,270人が「特別観光ビザ」でのタイ旅行を計画中と伝えられています。
2020年8月にTATロンドン事務所は、1200人の回答者を対象にアンケートを実施。その結果、202010月からタイ旅行が再開された場合、2020年10月から2021年3月までにタイを訪れる準備ができている観光客は22%に上ることが分かりました。また45%が、2021年3月以降の旅行を検討すると回答したとのことです。
(タイランドニュース 2020年9月22日)
