バンコク都庁によれば、先のロイクラトン祭(灯籠流し)で人々が川や池に流したクラトン(灯籠)が都庁によって回収されたが、その数が49万個に及んだ。この数は昨年の回収数50万個を1.9%下回った。
以前は発泡スチロールなど人工物で作ったクラトンが多かったが、環境保護の観点から自然物で作ったクラトンが使われるようになっており、今回回収されたものの96.4%が自然物を使った灯籠だった。アサウィン都知事によれば、自然物のクラトンは有機肥料に加工され、人工物のクラトンは埋め立て材料として利用されるとのことだ。
(バンコク週報 2020年11月2日)
