タイ政府は27日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が共同開発する新型コロナウイルスワクチン1300万人分の購入契約を結んだ。バンコクのタイ首相府で行われた調印式にはプラユット首相、アヌティン副首相兼保健相らが立ち会った。
タイ政府はアストラゼネカからワクチンを調達するほか、技術供与を受け、2021年半ばから国内でワクチンを生産する計画。タイの人口は約6800万人。
29日までに報告があったタイ国内の新型コロナ感染者数は累計3977人で、このうち60人が死亡した。過去半年以上、報告があった感染者のほとんどは隔離中のタイ人帰国者、外国人入国者で、国内感染はほぼ収束したとされる。
(newsclip.be 2020年11月30日 02時32分)
