タイには2月24日に中国から、シノバク・バイオテク(Sinovac Biotech Ltd.)製の新型コロナウイルスワクチン20万回分が到着。2月28日にはアヌティン・チャーンウィーラクーン副首相兼保健相が第1号となり、ワクチン接種が開始されました。
タイ保健省疾病管理局のオーパース・カーンカヴィンポン局長は3月2日、2日間で3,021 人がワクチン接種し、そのうちの5人に副作用が確認されたと発表しました。全員が重篤なものではありませんでした。
副作用が確認された5人のうち4人がサムットサコン、1人がサムイ島の人。4人は初回の接種後に注射部位の周囲に痛みと腫れがあり、1人は医療関係者で接種後に吐き気と嘔吐がありました。
局長によると、116,520回分のワクチンが13県に配布され、2,781人の医療従事者や保健ボランティア、133人の役人、21人の健康問題を抱える人、86人の地元の人、合わせて3,021人が接種されました。
(タイランドニュース 2021年3月3日)