バンコク都庁保健局のパンルディー局長は5月13日、外国人の居住者と出稼ぎ労働者は政府による新型コロナワクチン接種を受けるのに8月まで待たなければならない可能性があるとの見方を示した。
外国人へのワクチン接種については、先に中部サムットサコン県で大勢の外国人出稼ぎ労働者が感染したことで出稼ぎの外国人にワクチンが接種されたにとどまっている。同局長は、「先に説明したようにまずタイ国民に接種するというのが保健省の方針。我々は今、6月と7月のうちにタイ国民への初回接種を終わらせようと努力しており、外国人の接種予約を受け付けるのは8月になる」と述べている。
(バンコク週報 2021年5月14日)