保健省によれば、バンコクでは新型コロナの感染拡大が続いていて重症者が増加していることから、病床と医療スタッフが不足する事態となっている。このため、同省は、地方から新米の医師144人をバンコクに動員。これらの医師を歓迎するイベントが7月1日に執り行われた。
ここでトンチャイ保健副事務次官は、医師を前に「皆さんには『申し訳ない』そして『ありがとう』と言いたい。バンコクと近隣県では感染者が自宅で死んでいくという危機的状況にある。私たちはタイを昨年の欧州のような状態にはしたくないと願っている」と述べた。
(バンコク週報 2021年7月2日)