新型コロナウイルスの規制が大幅緩和され、タクシーの需要が増えたタイ。それに伴い乗車拒否やメーター不使用で高額運賃を要求する悪徳タクシーが増加していると報告されています。先日タイ警察は、乗車拒否などを行ったタクシー運転手4人を逮捕しました。
そんな中でタイ観光警察は、タクシーに乗車拒否された人々に対して、そのタクシーの登録番号(助手席の前に運転手の写真つき登録証があります)等の写真を撮り、タイ観光警察のホットライン1155を通じて通報するよう呼びかけました。2022年9月19日のタイ国営メディアNNTが伝えています。
タイ観光警察のスポークスパーソンは、乗客拒否するタクシー運転手は国の観光産業と評判を損ねていると述べました。また、タイ運輸省陸運局の職員と協力し、プロ意識の欠如を理由にそのような運転手を罰する予定であると付け加えました。
法律では、乗客の乗車を拒否したタクシー運転手は1,000バーツ以下の罰金と運転免許証の剥奪の可能性があるとされています。
