デジタル経済社会省（Ministry of Digital Economy and Society）は、2022年にオンライン詐欺と賭博で1500人以上が逮捕されたと報告しました。2023年1月14日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
サイバー犯罪に関する年次統計は、1月11日に開催されたサイバー犯罪対策委員会の会合で公開されました。
逮捕者数は1,570人で、コールセンター詐欺に関与した容疑者が166人、違法オンラインギャンブルサイトが461件、オンライン取引詐欺が270件などと詳細に報告されています。
また、フィッシングの電話やメッセージのための118,530枚のSIMカードが没収され、58,463の銀行口座がサイバー犯罪のために違法に開設されました。さらに、違法なオンライ賭博や反王政に関連する、約6,024の違法サイトを閉鎖したと報告しています。
デジタル経済社会省チャイウット・タナーカマーヌソーン大臣は、これらの数字について懸念を表明。近隣諸国ではギャンブルが合法とされているため、タイのギャンブラーは海外のウェブサイトでギャンブルをする傾向があると指摘しました。また、これらの行為はタイの社会と経済に悪影響を及ぼすと強調しました。
（タイランドニュース 2023年1月15日）
