タイ国政府観光庁(TAT)によれば、タイ南部の観光の島プーケット県は、観光客が比較的少ないオフシーズン(5月~10月ごろ)にも観光客を増やすことに成功しており、今年は観光収入が5000億バーツに達する見通しだ。
TATプーケット支部によれば、今やプーケットは年間を通じて楽しむことのできる観光地となっており、オフシーズンは存在しないに等しいという。今年5~10月期にプーケットを訪れた観光客は前年同期を16%上回っており、コロナ禍前より多いとのことだ。
同支部では、今年のプーケットの観光収入の目標を4400億バーツに設定しているが、実際には4500億~5000億バーツに達する可能性があるという。
なお、今年1~9月期の観光客数と観光収入は、世界的ビーチリゾートのパタヤがある東部チョンブリ県が1900万人、2000億バーツだったのに対し、プーケット県は比較的少ない950万人で3600億バーツとなっている。
(バンコク週報 2024年11月19日)