大寺院が並ぶチャオプラヤ川近郊で、ひときわ目を引くタイでは珍しい近代西洋建築物。
1907年にラーマ5世が建設を命じ、1915年ラーマ6世のときに完成しました。
当時の国家予算からすると、非常に巨額の出費を投じて建設され、
後にこの出費がタイの財政危機を招いたとされています。
1932年から国会議事堂として使用されてきましたが、
隣に新しく国会議事堂が建設されたために現在使用されていません。
建物も特徴でもあるドーム内にはフレスコ画が描かれており、内部を見学することができます。
(photo by emuza)