KATEのバンコクガイド管理人ブログ

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【ニュース】タイ軍事政権の宣伝映画にヒトラー

タイ軍事政権のプラユット暫定首相が
唱える「基本的価値観」を推進するため、
軍事政権が制作した短編映画にナチス・ドイツ総統ヒトラー肖像画
登場する場面のあることが分かり、批判の声が上がっている。
プラユット氏は、5月のクーデター後、
「真の民主主義の理想を理解し学ぶこと」など12の基本的価値観を提唱。
問題の映画は首相府次官室が主導して制作された12本のうちの1本で、
民主主義をテーマにした内容だが、映画の冒頭、
ナチスかぎ十字をバックにしたヒトラーの姿を主人公の少年が描き終わると、
友達の少年が拍手する場面が出てくる。
地元メディアによると、
映画の監督はヒトラー肖像画について、
わがままで甘やかされた主人公の性格を表現したもので、
「問題になるとは思わなかった」と釈明した。
これに対しイスラエルの駐タイ大使は声明で、
「公的なタイの映画でナチスのシンボルが矮小化され、
間違った使われ方をされたことを深く悲しむ」と非難。
ホロコースト教育をタイのカリキュラムに導入すべきだ」と訴えた。