1月4日、アピシット民主党党首(元首相)は、新憲法が国民の信任を得られなければ、
政治対立が再燃することになるとして、新憲法の是非を問う国民投票の実施を改めて要求した。
昨年5月の軍事クーデターに伴いそれまでの憲法が廃止され、暫定憲法が制定された。
暫定憲法下で新憲法が制定され、新憲法のもとで総選挙が実施されることになっている。
同党首は、「新憲法は多くの人々に受け入れられる内容のものになるだろう。
だが、新憲法が国家改革評議会(NRC)に承認されたあと、国民投票が実施されなければ、意見の対立が起きることになる」と警告している。