相続税の課税対象について、
立法議会の委員会が相続資産課税対象を5000万バーツ以上から
1億バーツ以上に引き上げることを要求したのに対し、
ソムマイ財務相はこの変更に反対するとともに、
代わりに相続税の税率を10%から5%に引き下げることを提案した。
ただ、この案では、5%が適用されるのは、
死亡した人の子どもだけで、親戚などは10%のままとなっている。
なお、相続税導入法案は立法議会の第1読会を通過し、
現在第2読会に向けて内容の検討が行われているが、
議員からは、国民の反発を恐れてか、
税率の引き下げ、課税対象資産額の引き上げを求める声が出ている。