タイ東部チョンブリ県と南部リゾートのサムイ島を
結ぶフェリーの運航が来年にも始まる見通しだ。
5日、運輸省港湾局のチュラ局長は、港湾事業を手掛ける
サイアム・イースタン・ロジスティクス・ターミナルが
就航に関心を示していると明らかにした。
6日付バンコクポストが伝えた。
運輸省との交渉が早期にまとまった場合、
来年初めには運航が開始される見通し。
サイアム・イースタンによると、
既存のチョンブリ~サムイ間のルートでは
バスとフェリーの乗り継ぎで10時間以上を要するが、
この計画が実現すれば、従来の半分の時間で移動が可能になるという。
フェリー1隻の収容規模は最大400人、車100台を予定している。
運輸省と同社は、新たな桟橋の建設地をチョンブリの
チュクサメット港とシラチャー港のどちらにするかで協議を進めている段階だ。
港湾局は、今後の運航開始に当たり必要な設備を検討していく。
チュラ局長によると、今月の半ばには視察作業が終了する予定だという。