干ばつが続く中、
バンコク首都圏の政府機関や住宅を対象とした
厳しい節水措置が導入される可能性が出てきた。
7月22日 に開かれる国家水源委員会(NWRC)で
具体的な話し合いが行われる予定だ。
政府は農業用水の供給を減らして
生活用水を確保しようとしているが、
農民からは「われわればかり負担を強いている」との批判が続出。
このため政府は都市部の住民にも協力を求めることにしたという。
水源局のチャトゥポン局長は、
「農民は自分らが犠牲になっていると感じているかもしれない。
都市生活者と地方の農民を平等に扱っていることを示すためにも
バンコク首都圏に速やかに節水措置を適用する必要がある」と述べている。