バンコク・ドンムアン空港の滑走路の一部補修を月内に実施する。
一時的に同空港の発着能力が10%低下し、ピーク時の混雑が悪化する懸念がある。
4日付バンコクポストが伝えた。
補修事業は10日～22日と23～26日の2期に分けて実施し、
対象は2本ある滑走路のうち東側。
全長3,500メートルの東滑走路のうち、500メートルを補修する。
ドンムアン空港の発着能力は、1時間当たり40回から36回に低下する。
航空便への影響が強いのは、10日～22日の第１期。
AOTのニティナイ社長は、
午前9時～10時、午後1時～2時、午後5時～8時のピーク時の混雑が予想されることを認めた。
ただ、23日～26日の補修作業は
午後8時～午前6時の夜間に実施するため、航空会社への影響はないと見込む。
ドンムアン空港では、旧第2旅客ターミナルビル（T2）の改装工事も実施している。
今月中に完工する予定だったが遅延しており、年末にずれ込む見通しだ。
完成すれば、同空港の旅客処理能力が現行比62%増の年間3,000万人に拡大する。
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