KATEのバンコクガイド管理人ブログ

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【ニュース】タイ、高速道路網の整備推進 向こう20年総事業費7兆円

タイは高速道路網の整備を加速する。
同国運輸省高速道路局が高速道路整備20年計画を発表、
総事業費2兆1000億バーツ(約777兆円)の巨大プロジェクトが動き出す。
現地紙ネーションなどが報じた。

この計画によると、2016年~36年にかけて、
総延長6612キロに及ぶ21路線の高速道路が建設される予定だ。
前半の10年間で首都バンコク近郊をはじめ、
バンコクと北部チェンマイを結ぶ路線など3100キロを整備する。
同国の第11次国家経済開発計画(12年~16年)を踏まえて計画が進められる見通しだ。

同局幹部は、中部バンパインと東北部ナコーンラーチャシーマーを結ぶ196キロなど
3路線(総事業費1604億バーツ)については来年に着工し19年の完成を目指すとの見解を示した。

同局は、全国規模の高速道路網の整備を通じて、
観光客誘致や国境地域の経済発展に大きく寄与できるとしており、
整備に伴う経済波及効果は事業費の2倍以上に相当する5兆7000億バーツに達すると予測する。

また、この計画は官民連携(PPP)方式を活用して進められる見込みだ。
政府は、民間事業者に対してあらかじめ定められた規約に従い
事業対価を支払うなど、事業者のリスクを軽減する方法が用いられるという。

専門家は、タイでこの20年間に建設された高速道路は200キロにすぎないと指摘したうえで、
「PPP方式の導入により、1年間に300キロの高速道路を建設できる」との見方を示した。
現在、政府予算のみで建設される高速道路は年間20~30キロにとどまっており、整備加速が期待される。

同国政府は、バンコクの都市鉄道や中部ノンタブリ県の
廃棄物処理施設の建設などについても、PPP方式を活用する方針を示した。
事業者選定期間は、従来の22ヶ月から9ヶ月に短縮される見通しだ。

今後、PPP方式を活用することで高速道路事業を
計画通りに進めることができるか、政府の実行力が試されているといえそうだ。


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