ソポン保健事務次官は、犬を飼っている人の多くが
犬へのワクチン接種を怠っているとして、
飼い主に対して狂犬病感染に注意を呼びかけている。
狂犬病ウイルスは犬だけでなく、ネコやコウモリなどからも感染もする。
発症するとほぼ100パーセント死に至る。
同次官によれば、タイでは昨年、
飼い犬の約8割が狂犬病ワクチンの接種を受けていないことが
判明したことから関係当局では狂犬病の感染防止を最優先課題としているという。
バンコクでは、1999年から2012年の間に7人が狂犬病のため死亡したが、
それ以降は対策が強化されたため狂犬病による死者は出ていない。
だが、バンコク都庁の担当者は、
「飼い犬の8割が狂犬病のワクチンの接種を受けておらず、
犬を放し飼いにする人も多いため、野良犬から飼い犬が感染する可能性がある。
このため飼い犬へのワクチン接種を怠ってはならない」と継承を鳴らす。
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