シリ元タイ貢献党議員は6月9日、「トラ寺」として知られる西部
カンチャナブリ県のパルアンタマハブア寺の代理人として記者会見を行い、
寺の関与が疑われているトラに関する不正行為に
住職は一切かかわっていないと強調した。
100頭を超えるトラを飼育し、観光スポットとなっていた同寺は、
トラの闇取りなどに関与しているとの疑いから、
先に国立公園野生動植物保護局がトラを寺から移動し、
また、寺院内の家宅捜索を行った。
同元議員によれば、住職はトラを飼育するための場所を提供していたにすぎず、
現在まで約17年間にわたり実際に飼育を管理していたのは
ソムチャイという名の獣医師とのことだ。
このほか、同元議員は、トラを寺から移動したことで
有名な観光スポットであるトラ寺は閉鎖を余儀なくされ、
トラの世話をしていた人々も失職することになったと訴えている。
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