同社は、同国の格安航空会社(LCC)最大手タイ・エアアジアの親会社である
アジア・アビエーション(AAV)が保有する株式のうち
39%を取得することを明らかにした。
取得額は79億4000万バーツ(約228億円)とされる。
成長著しいLCCとの提携に伴い、航空機内での免税品の販売増を
見込むなど事業拡大を加速させる。
現地紙ネーションなどが報じた。
タイ・エアアジアの株式は、AAVが55%、
本体でマレーシアを拠点とするエアアジアが45%を所有していた。
キングパワーは、AAVが保有する残りの株式についても
株式公開買い付けによって取得するとされ、最終的には、
合計でタイ・エアアジアの株式51%を所有し、筆頭株主となる見通しだ。
キングパワーは免税店の顧客のうち8割が中国からの旅行者とされる。
今後、タイ・エアアジアの中国路線は拡大が見込まれており、
機内での免税品販売などによりさらなる顧客獲得を図る。
またキングパワーは、タイの空の玄関口である首都バンコク郊外にある
スワンナプーム国際空港での免税品販売権が5年後に期限を迎えることから、
新たな事業展開を模索していたともされる。
同社の2015年の売上高は650億バーツで、16年は850億バーツを見込む。
同社のヴィチャイ会長は、タイ・エアアジアへの経営参画により、
免税品販売、航空事業、スポーツエンターテインメントの分野で
事業の相乗効果を図りたいと意気込みを示した。
同会長は、5月にサッカーのイングランド・プレミアリーグで
初優勝を果たしたレスター・シティの経営権を10年に取得している。

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