イスラム系の武装集団によるテロが相次いでいるタイ南部のパタニで、
鉄道の線路に仕掛けられていた爆弾が爆発して
少なくとも1人が死亡、1人がけがをしました。
タイ南部のパタニ県で、現地時間の3日午後6時前、
マレーシアとの国境の町スンガイ・コーロクに向かっていた列車が
爆発により脱線しました。
警察によりますと、線路の下に爆弾が仕掛けられていたと見られ、
この爆発で列車の最後尾の車両が大破し、
鉄道の職員1人が死亡、1人がけがをしました。
パタニでは、先月23日も繁華街のホテルの前で
自動車を使った爆弾テロが起きていて、警察では関連も含め捜査を進めています。
タイは国民の9割以上が仏教徒ですが、
マレーシアとの国境に近いパタニなど3つの県にはイスラム教徒が多く、
タイからの分離独立を求める複数のイスラム系の武装集団が
長年にわたってテロや襲撃事件を繰り返しています。
タイ政府は2日、マレーシア政府の仲介のもと
武装集団側と和平に向けた交渉を再開したばかりで、
今後の交渉への影響も懸念されます。
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