中部アユタヤ県では家屋や農地の浸水で被害が拡大しているが、
チャオプラヤ・ダムでは放流量を増やしており、
水位がさらに上昇し被害が深刻化することが予想されている。
中部チャイナート県の同ダムは上流からの水の流入量増加に伴い、
放流量が9月28日、これまでの毎秒1800立方メートルから
毎秒1901立方メートルに引き上げられた。
これによってアユタヤ県では
すでにセナ郡など6郡で洪水被害の拡大などが報告されている。
ただ、シリキット、クウェーノイバムルンダン、
パサクチョラシットといったダムでは貯水量の増加が続いているものの、
プミポン、シーナカリンなどのタイ西部のダムは
貯水量が比較的少ない状態とのことだ。
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