「ぼったくり」などの詐欺事件が多発していると伝えた。
国慶節(建国記念日)の大型連休では、多くの中国人が海外旅行に出掛けている。
渡航手続きが簡略化され、費用も国内旅行と比べてそれほど高くない。
だが海外旅行客が増えるにつれて、さまざまな問題が明らかになっている。
江蘇省南京市に住むある夫婦は、
国慶節前にタイを訪れ、プーケットでボートに乗る機会があった。
料金は中国の人民元に換算して1人40元(約600円)だったが、
後になって法外な料金を請求されたという。
ガイドに助けを求めたところ、「相手はマフィアかもしれない。
よくあることだから、言われた通り支払ったほうが良い」と告げられた。
夫婦によると、参加したツアー自体も、契約と異なる点が多かったという。
最終的には2人で1000元(約1万5000円)支払う羽目になった。
ガイドからは「数日前には女性が1人で800元(約1万2000円)支払った。
だからそれで済んでよかった」と言われたというが、
夫婦は「ガイドは最初から分かっていたはずだ」と話している。
夫婦は帰国後に、同様の事例が多数起きていたばかりか、
さらに高額の料金を請求された例もあることを知った。
参加したツアーが、連れて行かれた店で買い物を半ば強制され続ける
「ぼったくりツアー」であることも少なくないという。
ある旅行業界関係者は「海外旅行に出掛ける際は、
事前に現地の文化や習慣を調べておくべきだ」と注意を促している。
「言葉が通じないことはよくあるが、何かあった時には
警察に通報する方法ぐらいは知っておいたほうがいい」と話している。

タイ・バンコク情報サイト「KATEのバンコクガイド」
「KATEのバンコクガイド」ではLINEスタンプを販売!
LINEスタンプ「タイに行こう」
LINEスタンプ「タイに行こう2」
YouTubeにてタイ動画を配信!チャンネル登録お願いします。