KATEのバンコクガイド管理人ブログ

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【ニュース】タイ、年間受容能力6000万人へ スワンナプーム空港、拡張工事着工

タイの首都バンコク郊外にある
スワンナプーム国際空港の第2期拡張工事が始まった。
同空港はタイの空の玄関口とされるが、
航空需要の増加により混雑の悪化が懸念されていた。
拡張工事は2019年の完了予定で、
受容能力は現在の年間4500万人から同6000万人に高まる。
現地紙ネーションなどが報じた。

タイ政府は同空港の第2期拡張工事を10年に承認していた。
6年を経てようやく着工にこぎつけた格好だ。
総事業費は550億バーツ(約1610億円)。
当初は625億バーツとされていたものの抑制された。

同工事では既存のターミナルを拡張するほか、新たな搭乗施設などを建設する。
既存ターミナルと新施設の接続には、全自動無人運転車両が
導入される予定で今月末までに事業者入札が実施される見通しだ。

同工事は、政府が景気刺激策として
推進する20案件の大規模インフラプロジェクトの一つとされる。
同空港をはじめ国内主要6空港を運営するタイ空港公社(AOT)の
ニティナイ総裁は、同工事がタイ経済の後押しにもつながるとの見解を示した。

AOTによると、昨年のスワンナプーム国際空港の旅客数は
前年比14.0%増の5290万人で、既に受容能力を超えている。
AOTは第3期拡張工事を計画しており、
3本目となる滑走路や新搭乗ターミナルなどが建設される予定で、
20年までには受容能力を年間9000万人まで高めるのが目標だ。

タイは航空需要が拡大している一方で、航空分野の安全性が懸念される。
昨年、国連の国際民間航空機関(ICAO)から、
安全審査体制の不備に改善がみられないとされ、
「安全上重大な懸念がある国」に指定された。

先月14日に行われたスワンナプーム国際空港の
第2期拡張工事の着工式に出席したプラユット暫定首相は、
安全性への懸念を十分に考慮して航空分野の開発を進めることが不可欠だとし、
同国の航空分野の信頼回復に取り組む姿勢を強調した。

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