ロイター通信は31日、プミポン国王の死去を受けたワチラロンコン皇太子の
王位継承が、12月1日に行われる方向で準備が進められていると伝えた。
複数の軍幹部が明らかにしたという。
皇太子は、私用でドイツに渡航しており、この幹部は、
11月にタイへ帰国する予定としている。
ただ、王位継承が計画通りのタイミングで進むかは「殿下次第だ」とも指摘している。
プラユット暫定首相は、皇太子が「悲しみが癒えるのを待ちたい」と、
当面は王位を継承しない意向を示していることを明らかにする一方、
憲法規定に沿って10月中にも手続きを進める方針を示していた。
ただ、具体的な日程には言及していない。
一方、皇太子が正式に国王として即位する戴冠式は、
1年以上先となる国王の葬儀後に行われる見通しだ。
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