タイ海軍が135億バーツで
中国製潜水艦を購入することに一部で批判が出ている問題で、
海軍のルーチャイ参謀総長は5月1日、来年実施予定の総選挙で
誕生する新政権が購入を取り消すことが可能であるものの、
頭金7億バーツを失うことになるため
取り消しには正当な理由がなければならないと述べた。
政府はすでに潜水艦3隻を360億バーツで購入することに基本合意。
先月18日には中国製潜水艦1隻を
135億バーツで購入するとの海軍の計画を承認した。
これに伴いタイと中国の間では今月中に売買契約が締結される予定で、
頭金も年内に支払われる見通しだ。
なお、ASEAN各国の潜水艦保有数は、マレーシアが2隻、
シンガポールが6隻、ベトナムが6隻、インドネシアが2隻となっている。
タイは現在、購入計画が進行中。フィリピンも購入を検討中という。
（バンコク週報 2017年5月2日)
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