建物の火災防止などに改めて関心が集まっているが、
建築物安全検査官協会(BSA)のワサワット会長は6月20日、
防火に関する規則で義務づけられている検査などを受けていない建物は
バンコクで5000ヵ所を超えると指摘した。
建築規制法の適用対象となる建物はバンコクでは1万ヵ所を超えており、
同法が施行されて約10年が経過したにもかかわらず、
半数の建物が受けなければならない検査を受けていないという。
同法によれば、検査を受けない場合、
建物の所有者は6万バーツまでの罰金刑となり、
また、検査を受け、その結果が文書化されるまで
1日当たり1万バーツを支払わなければならない。
しかしながら、実際には現場の責任者の裁量で
罰金がわずか1バーツにすぎなかったケースもあるという。
建物のオーナーの多くは、建物にしっかりした防火システムが
備わっていないことが露呈するのを恐れて検査を受けようとしないとのことだ。
同会長は、「ロンドンの火災を教訓に
バンコクでも早急に建物の検査をすべき」としている。
(バンコク週報 2017年6月21日)

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