タイの地場スーパーマーケットチェーン大手
ビッグCスーパーセンターは、事業拡大を加速させる。
同チェーンを運営する地場複合企業TCC傘下の商社バリー・ユッカー(BJC)は、
70億~80億バーツ(約231億~264億円)を投じ、店舗網拡大や設備刷新を図る。
タイでは景気が上向き個人消費の回復も期待されるなか、
同国小売市場に攻勢をかける。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。
ビッグCは今年3月時点で、総合スーパー「ハイパーマーケット」131店、
食品スーパー「ビッグCマーケット」59店、
コンビニエンスストア「ミニビッグC」475店、
ドラッグストア142店を展開している。
BJCの副社長は、なかでもコンビニの
ミニビッグC店舗数の拡大について特に力を入れる方針を示した。
年内に200店を新設し、向こう3~5年で店舗数を1700店に引き上げる計画だ。
今年5月には新たな配送センターの建設にも着手しており、来年前半の稼働を目指す。
ミニビッグCは、同国コンビニ市場で現在、セブン-イレブン、
英系テスコ・エクスプレス、ファミリーマートに次ぐ4位とされる。
同副社長は、店舗網の拡大で業界2位を目指すと意気込む。
このほか、年内にハイパーマーケット9店、
ビッグCマーケット2店の設置も予定している。
店舗網の拡大に加え、各店舗の利便性向上も図る。
その一環として今年3月、国営郵便会社タイランドポストと提携し、
ビッグCの店舗に配送ロッカーを設置して宅配サービスに乗り出したほか、
ミニビッグCでは郵便業務も取り扱うことにした。
BJCは、ベトナムでもビッグCブランドのスーパーチェーンを展開している。
今後、カンボジアやラオスへの進出も計画しており、
成長が見込まれる東南アジア諸国の小売市場で存在感を高めていく構えだ。
(Sankei Biz 2017年6月29日 05時00分)
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