【ニュース】警官・公務員が特殊浴場を無料で利用か、人身売買にも関与か

バンコク都ホワイクワン区ラマ9世通りの特殊浴場
「ビクトリアズ・シークレット・マッサージ」を1月12日、
家宅捜索したところ、同施設で無料サービスを利用したり、
無料で飲食したりしていた政府職員・警察官などのリストの存在が発覚。
法務省特別捜査局（DSI）と行政局は15日、
このリストやコンピューター・ファイルを政府反汚職委員会（PACO）に提出した。

DSIによれば、リストにあったのは警察官を含む公務員約20人の氏名。
だが、これら公務員が特殊浴場側から接待を受けただけなのか、
あるいは何らかの便宜を図った見返りとして
特殊浴場利用が無料になったのかは今のところ不明という。

また、同施設の家宅捜索に伴い、
6人が逮捕され、女性従業員113人への聞き取りが行われたが、
シーワラ警察庁副長官によれば、
女性従業員のうち3人が18歳未満で人身取引があった可能性があるという。
そのため、所轄の警察署に同施設が人身取引に関与していなかったかを
捜査することが指示したとのことだ。
（バンコク週報 2018年1月16日）