【ニュース】街頭デモに厳しい法的措置か　「なぜ3カ月が待てない？」

現軍政に批判的な市民グループが、
今年11月の総選挙実施などの要求を政府が受け入れない場合は
2014年の軍事クーデターからちょうど4年目となる5月22日に
政府庁舎に向けて街頭デモをするとしていることについて、

プラウィット副首相兼国防相（治安担当）は、

「来年2月に総選挙を実施するという政府の行程表を

国民のほとんどが容認している」と述べるとともに、

「街頭デモに対しては厳しい法的措置がとられる」と警告した。

軍政に終止符を打ち民政を復帰させるために不可欠な総選挙は当初、
今年11月に実施の予定だったが、憲法基本法の制定が遅れていることなどで
来年2月実施とされている。

プラウィット副首相は、11月実施を要求している市民グループについて
「なぜ（来年2月まで）の3カ月が待てないのか理解に苦しむ」としている。

（バンコク週報 2018年5月10日)