商業省では未精製パーム油の輸出を促進するよう政府に求める予定だ。
同省国内取引局のブンヤリット局長によれば、
パーム油の在庫は年内に85万トンに達する見通しで、
今年は少なくとも60万トンのパーム油を輸出する必要があるという。
通常はヤシ油の年間在庫量は20万～30万トンだが、今は在庫量が異常に多く、
これを改善するために優遇措置を導入して輸出を加速する必要があるとのことだ。
パーム油はアブラヤシの実から得られる植物油で、食用油として使われるほか、
マーガリン、ショートニング、石けんなどの原料として利用されている。
（バンコク週報 2018年6月4日)
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