タイの中央銀行であるタイ銀行が、独自の仮想通貨の発行を
検討していることが5日明らかになった。
これはタイ銀行のウィラタイ・サンティプラポップ総裁が
シンガポールで開かれた野村・インベストメント・フォーラム・アジア(NIFA)で
の講演で話したもので、中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)を使って
「新たな銀行間取引のあり方」を構築する計画を明かした。
タイ銀行は、CBDCの採用で
「現状のシステムと比べて仲介プロセスが減る」ことにより、
決済にかかる時間とコストが削減されることを期待している。
サンティプラポップ総裁は、CBDCの採用が最優先課題というわけではないが、
技術的な可能性については研究していると言及。
「金融の安定を守る規制官」でなくてはならないとし、次のように述べた。
「他の中央銀行と同じように我々は早期にCBDCを採用することを目的としておらず、むしろ事務処理的な業務での適用可能性について模索している」
貨幣と通貨制度への信頼を確かなものにし現金を補完する手段として、
独自のデジタル通貨の開発を検討しているというワーキングペーパーを発表。
現金の流通量の減少を受けてeクローナを検討している。
一方、ロシアのプーチン大統領は、
毎年恒例のライブQ&Aセッション番組において、
仮想通貨というのは国境を越えるものだから
「定義的に」ロシアも「他のどの国」も
独自の仮想通貨を持つことはできないと主張した。
(COINTELEGRAPH 2018年6月8日)
個人でタイ旅行を計画した際に1つのサイトで情報収集出来なかったので
旅行者目線でタイ・バンコク情報サイト「KATEのバンコクガイド」を立ち上げています。
KATEのバンコクガイド オフィシャルブログ