タイ東部ラヨン県で6月13日、
飼っていた犬に噛まれた男性（59）が狂犬病に感染して死亡した。
これで狂犬病による死者数は今年に入り合計10人となった。疾病対策局のスワンナ局長によれば、男性は3月に飼い犬に噛まれたが、
狂犬病に感染しているとは思わずワクチン接種を受けなかった。
人が犬、猫、コウモリなどに噛まれて狂犬病に感染した場合、
速やかにワクチン接種を受けないと、
狂犬病ウイルスが脳神経組織に達し発症後、ほぼ確実に死亡する。
同局長は「犬などに噛まれても多くの人が狂犬病感染を心配しながらも、
5～6回のワクチン接種が必要なことから
面倒がってか接種を受けていないのが実情」と話す。
今年に入り狂犬病による死者が出たのは、
南部のソンクラ、トラン、パタルンの3県、
東北部のナコンラチャシマ、ブリラム、ノンカイ、ヤソートン、スリンの5県、
西部プラチュアプキリカン県、そして東部ラヨン県の計10県となっている。
（バンコク週報 2018年6月14日)
個人でタイ旅行を計画した際に1つのサイトで情報収集出来なかったので
旅行者目線でタイ・バンコク情報サイト「KATEのバンコクガイド」を立ち上げています。
KATEのバンコクガイド オフィシャルブログ
