副長官は、今後5年は日本がタイへの最大の投資国にとどまる見込みだが、中国からの投資が急速に伸びており、タイへの外国直接投資(FDI)における日本のシェアは現在の30%から低下しそうだと述べた。
タイは1兆5000億バーツ(約5兆円)規模の新経済特区「東部経済回廊(EEC)」への中国からの投資呼び込みを図っている。
中国からのFDI申請でBOIが承認した1~3月期の総額は前年同期比でほぼ1500%増の140億バーツとなった。EEC構想の下で、タイはバンコク東部のタイ湾に面した3県で、都市化や先端産業誘致、インフラ整備などの開発を進める。
チョクディ副長官は「今年はFDI申請を13%増やし7200億バーツにしたい。自動車とエレクトロニクス、鉄鋼業界の多くの企業と話し合っており、目標が達成できると期待している」と語った。
(SankeiBiz 2018年6月29日 05時00分)
※中国経済が減速しているとは思えないような話…