少年らは行方不明から9日後の今月2日に生存が確認されていたが、雨水などで冠水した洞窟からの救出に難航し、18日目の10日夜に最後のひとりが生還した。
世界中に注目される困難な救出劇となり、発見時は脱出までにさらに数カ月はかかる可能性もあった。しかし、状況の悪化を懸念した救出チームらは少年らを運び出すことを強行し、数日に分けて少年らを運び出し、無事救出劇の幕は降りた。この救出作業で潜水士1人が命を落としている。
全員救出を報道するタイのテレビは歓喜に沸いており、レポーターも涙ながらに状況を説明する場面も見られた。タイでは引率していたコーチに対する責任追及に関してあまり声は上がっておらず、今後警察などの調査により原因が究明されていくと見られる。
無事救出が終わり、タイのテレビ報道番組では世界各国での報道の様子も紹介された。日本のテレビ番組が製作した洞窟内の様子を現したジオラマと報道の方法が紹介されると、一部のタイ人視聴者からは「すごい」という声も上がっていた。
(GLOBAL NEWS ASIA 2018年7月11日 09時45分)
個人でタイ旅行を計画した際に1つのサイトで情報収集出来なかったので旅行者目線でタイ・バンコク情報サイト「KATEのバンコクガイド」を立ち上げています。