タイでは7月5日に南部プーケット島沖でダイビング船が沈没し、中国人客47人が死亡する事故があり、安全面の懸念が強まった。また、タイ政府幹部が、沈没事故を起こした船の運航会社は中国人がタイ人の名義人を使って違法に設立、営業していたとして、中国人に責任があるという見方を示し、中国国内で反発が広がった。こうした影響から、中国人によるタイ旅行のキャンセルが相次いだもよう。8月以降も落ち込みが続く恐れがあり、タイ政府は主要空港に中国人専用の入国審査窓口を設けるなど中国人重視の姿勢をアピールしている。
タイを訪れた外国人の総数は1~7月が11%増、2265万7730人、7月単月では2.9%増、317万5981人だった。
(newsclip.be 2018年8月29日 20時23分)

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