タクシン元首相は10月18日、次期総選挙では民主主義を信奉する政党が力を合わせれば、軍部を支持する政党に勝利することができるとの見通しを示したという。
具体的には、民主主義を掲げる政党が結束すれば、下院の500議席のうち300議席以上を獲得することが可能であり、有権者は是非投票に出かけてほしいとのことだ。
なお、タクシン元首相は、自身が創設した政党やタクシン派の政党が軍事クーデターに伴い解党処分を受けるなどしており、軍部に強い憎しみを抱いているとされる。
また、元首相は首相在任中の職権乱用で10年前に有罪が確定しているが、判決が下る前にタイから逃げ出し、今も国外逃亡の身。
(バンコク週報 2018年10月19日)
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