タイ・エビ協会のソムサク会長によれば、今年のタイのエビ生産量は、天候不順、病気、価格低迷などの理由から前年の30万トンを3%下回る29万トン程度にとどまる見通しという。
地域別の生産比率は、最南部が33%、南部の北側が29%、東部が24%、中部が14%となっている。
同会長は、「今年は全世界で前年比15%増となる320万トン前後のエビが生産されると予想されるが、エクアドル、ベトナム、インドネシア、インドなどで生産量が増えており、これが国際的なエビ価格、タイのエビ輸出に影響している」と説明する。
なお、今年1~10月期のタイのエビ輸出は、14万3129トン、輸出高455億バーツで、前年同期をそれぞれ14.5%、18.8%下回っている。
(バンコク週報 2018年12月14日)
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