カシコン銀行傘下のカシコン・リサーチセンターによれば、バンコク首都圏で大気汚染が悪化し、関係当局が対策に力を入れているが、これまでの経済的損失は26億バーツを超えたと予想されるという。
損失の内訳は、大気汚染に伴う呼吸器系疾患の治療費、バンコクを訪れる外国人観光客の減少による観光収入減少など。
また、センターは、「短期的な経済的損失はある程度予想できるものの、住民の健康リスクやタイを医療や観光の中心地にするという政府の政策に長期的影響が及ぶことによる経済的損失は現時点では算定できない」としている。
(バンコク週報 2019年1月16日)
■海外ホテル予約は、最安、安心、何を基準に選ぶ?人気の8つの海外ホテル予約サイトを比較!