ノックエア株の過半数を保有するタイ自動車部品大手サミット・グループのオーナー、ジュラーンクーン家と交渉中。
ノックエアは2004年、エアアジアのタイ進出に対抗するため、タイ政府系資本とタイ王室系資本が中心となり設立された。当初は筆頭株主であるタイ国際航空の格安部門と目されたが、名門サラシン家出身で創業株主のパティー・サラシン氏が独自経営を続け、タイ航空とはぎくしゃくした関係が続いた。
2013年にタイ証券取引所(SET)に上場し、パティー氏らは多額の上場益を得た。しかしその後は慢性赤字に転落し、2014~2017年に約60億バーツの最終損失を計上。2018年1~9月期も19.6億バーツの赤字で、債務超過に陥っている
ノックエアが資金調達のため2017年と今年に実施した株主割当増資で、タイ航空は増資に応じず、出資比率が15.9%に低下している。
(newsclip.be 2019年2月25日 23時11分)

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